スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


沈まぬ太陽(御巣鷹山篇)の感想

【夫の回】
520名の尊い命を一瞬で奪ってしまった航空史上最悪の国民航空のジャンボ機墜落事故。御巣鷹山に散った魂とバラバラの遺体を収容し、絶望と悲嘆にくれる遺族達のお世話係として、主人公は「加害者」である国民航空の社員として矢面に立つ。

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
(2001/12)
山崎 豊子

商品詳細を見る

凄惨な現場で大事故を真摯に受けとめる者と、それだけの事故を起こしながらも尚腐敗していく国民航空という、およそ空の安全とは程遠い体質の企業に対して、怒りを禁じえません。

山崎豊子らしく、緻密な取材により点から線へと繋げられたこの「沈まぬ太陽」は、何とも腹立たしい国民航空の無責任体質が引き起こした大事故を鮮烈に描く一方、無責任の最たる経営陣は自己の保身と利権絡みで政界と癒着し、烈悪な労組分断策を行いながら、実施してきた昇格差別を改めない。そしてそうした経営陣の失政の犠牲になって過酷な勤務を命じられながらも『空の安全』の為に責務を全うする機長や整備士、一部の社員達・・・。

大きなうねりの中であらゆる人が苦しみ、或いは貪婪なまでに利権を貪る。
沈まぬ太陽」は読んでいくと暗い気持ちになりますが、読んで良かったと思える本です。
現在も改善されないJALの内紛を見ていると、どうしても乗りたくなくなってしまう・・・・・・。


↓クリックいただけると励みになりますo(^o^o)o(^o^)o(o^o^)o
人気ブログランキング
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅へ


コメント

     修正用パスワード :

管理人にのみ公開 :

トラックバック


<<前の記事へ ▲  次の記事へ>>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。