青の炎 感想 

【夫の回】
友人の推薦で読んだ貴志祐介の「青の炎」。
この歳になってミステリー小説をちょくちょく読むようになったんですが、この「青の炎」は通常のミステリー小説の流れ(事件発生→警察や探偵が捜査・推理→犯人追及→事件解決)とは異なり、犯人が完全犯罪を計画→犯行→警察や探偵の捜査・推理→犯人追及→事件解決と、殺人を犯人の側から書いたもので、犯人である主人公の心理描写の変移がよく伝わって来ます。

青の炎 (角川文庫)青の炎 (角川文庫)
(2002/10)
貴志 祐介

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主人公の櫛森秀一は、湘南の由比ヶ浜高校に通う17歳。
ある時、母・秀一・妹の平和な三人暮らしを踏みにじる闖入者が現れ、その闖入者は秀一の自宅に居座ったまま、傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。
警察も弁護士も大切な家族を守ってはくれない事を悟った秀一は、自らの手でこの闖入者を始末する事を決意し、孤独な完全犯罪計画への道をひた走り始める・・・。

主人公に様々な思いを寄せる同級生達、そして大切な家族と憎き闖入者。
登場人物は非常に少なく、相関関係の理解に苦しむ事も全く無く、楽に読み続け易い本でした。
★★★☆☆(星三つ)です。


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