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女系家族の感想

【夫の回】
沈まぬ太陽」「不毛地帯」「大地の子」に続き、山崎豊子の「女系家族」を読みました。
TVドラマで観た「華麗なる一族」を含めると五作目。

通勤時間も最近は読書にあてていなったので、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読破するのに随分時間を要したことは以前に書きましたが、やはり山崎豊子の小説は流石というか、読み始めると引き込まれて短日で読み切りました。

女系家族〈上〉 (新潮文庫)女系家族〈上〉 (新潮文庫)
(2002/05)
山崎 豊子

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なるほど、再三に渡ってTVドラマ化されているのも頷けるストーリーで、三代続く老舗の矢島商店は初代を除いては代々女系の続く家系。娘は番頭の中から養子婿を迎えて商いを継ぐが、商売は夫が行うものの、裏で贅沢を勝手気儘に行い、実権を握っているのは総領娘たる妻だった。

そんな矢島商店の当主、矢島嘉蔵が急死(妻は既に亡くなっている)。
ここから残された三人の娘(藤代、千寿、雛子)と先々代から矢島商店に仕える大番頭の宇市、嘉蔵の死後に発覚した愛人の浜田文乃、はたまた三姉妹の叔母にあたる芳子、他の人間も巻き込んでの壮絶な遺産相続をめぐるバトルが繰り広げられる。

嘉蔵が宇市を遺言執行人に指名して遺した三姉妹へのそれぞれの相続は、一見公平に見えて取り方によっては微妙な不公平感をそれぞれが抱く結果となり、互いが疑心暗鬼に陥って少しでも姉妹より多くの遺産を得ようと動き出す。

そこへ愛人浜田文乃の妊娠発覚。次第に明らかになる宇市という人間の正体・・・。
現在も残る船場という土地を舞台を中心に展開されるドラマは、最後の最後に山崎豊子の小説としては珍しくすっきりさせてくれる結末で終わる、オススメな内容です。


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