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映画「沈まぬ太陽」を観て

【夫の回】
映画化されると知ってから気になっていた山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」の映画を嫁さんと二人で観てきました。
ストーリーはHPの方にも書いているし、ブログの過去記事でも触れているのでさておき、映画としてどうだったかについて感想を。

渡辺謙主演 映画『沈まぬ太陽』ドキュメントブック渡辺謙主演 映画『沈まぬ太陽』ドキュメントブック
(2009/10/16)
不明

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結論、やはりこの小説を約三時間半の映画としては長時間とはいえ、この中で上手くまとめるには限界があるなぁ~と感じました。「沈まぬ太陽」で最も重要なのは、御巣鷹山の悲劇を挟んで、恩地元が国民航空の労組委員長として社員の為に会社と対峙し、やがて懲罰人事で海外をたらい回しにされるアフリカ編がまず一つあるが、特にこれら盥回しにされた海外勤務地での生活や仕事の悲惨さの描写が欠落している為、如何に酷い報復人事であるかが伝わってこない。

又、御巣鷹山への墜落事故後の会長室編については、小説では八馬以外にも続々と利益を失いたくない悪者が登場するが、それも八馬に集約され、かつさらっとした内容なので国民航空の関連会社まで含めた腐敗ぶりが十分には伝わってこない。そもそも、後に国航商事の会長となる八馬も、元々恩地元の前任の労組委員長であり、自身の後任に強引に恩地元を推した経緯もあるのだが映画では判らない為、何故八馬が恩地に対して関わり、対立しているのかも小説を読まずに映画を観た人は解らないと思う。

そしてメインの御巣鷹山編も凄惨な事故を忠実に再現するのは難しいだろうが、ちょっと弱かった気がする。

とまぁ辛口には書きましたが、事前に小説を読んでいる人は一見の価値があるかもしれません。行天四郎を演じた三浦友和は凄く良かったし。
私達夫婦が行った映画館は割りと年齢層が高めの方達が「沈まぬ太陽」を観ていました。
あ、あとこの映画は途中で10分間の休憩時間が挟まれます。長時間だからでしょうね。


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